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無実の始人
百合ん百合んな小説サイトwメインはリリカルなのは  苦手な方は華麗にターン
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DATE: 2008/11/05(水)   CATEGORY: 東方ss
家族 下
今週末はリリマジですね!!吉野も参加しますよ、一般で(`・ω・´)ノ
お宝級の同人誌ゲットするぜー!!!
一応、目印はフェイトさんのバッグを持ってるやつです^^とらで買ったはいいけど往来で使えないのから、こういう時に堂々とつかってやるんだ!!

では、追記から家族下です!!



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   家族 下
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あんな恥ずかしいことがあったにもかかわらず、その日の夕食は賑やかに過ぎていった…とはいっても、実際喋っていたのはフランとアリスばかりで、自分は自己嫌悪の渦から抜け出せていなかったのだが。

ちょっといびつな形に切られた人参もやわらかくなっていて、ホワイトソースで煮込まれたシチューはかなりおいしかった。「頑張ったな、フラン。」なんて、アリスの横で握るようにスプーンをもっているフランを褒めたのぐらいしか自分でふった話はないだろう。嬉しそうに笑うフランは、スプーンからシチューをこぼして、アリスにちょっと怒られてもいたけど。
食後にアリスの作ってくれていたケーキを食べた後、食器を洗っていたら、窓の外はすでに暗闇の世界になっていた。

これがフランの世界。

あまりに人工の光が届く範囲は短くて、アリスの家の光なんてすぐ魔法の森の木々達に吸い込まれていった。こんな世界に見た目は子供のフランは生きているんだと思うと、心配で仕方ない。
「魔理沙パパ…。」
窓の外を見ていた自分のエプロンの裾をひっぱられて、フランが足もとにいるのに気がついた。
「どうしたんだ、フラン?」
膝を曲げ、目線をフランに合わせる。いつかどこかの本で、こうすると相手は話しやすいって見た気がするな。
「あの、そろそろ…。」
「あぁ、もうそんな時間か。」
ふと見上げれば夜の9時半ごろ。アリスも暖炉の前で人形作りをしていたけど、フランの言葉を聞き、作りかけの人形は机の上において、キッチンに寄ったあとに魔理沙たち2人の元へやってきた。
「外は危ないから、ちゃんと気をつけてね。」
そういって、アリスは紙袋…隙間からみたところによると土産のケーキをフランの小さな手に握らせた。
レミリアや、明鈴たちにもよろしくね。そういってふんわりとろうそくのように笑いかける。

「うん!今日は一日中あたしの
おままごと
に付き合ってくれて二人ともありがとう。」

「こっちも、リアルおままごとたのしかったぜ!な、アリス。」
「…うん。」
なんだよ、こんなときに歯切れ悪いな。そんなことを思いながらアリスの方を見ると、少し瞳がうるんでいた。
「こんなに楽しかった時間が終わるのはさみしいわね。」
泣きそうになるアリスをみたのは久しぶりな。いつも強情で意地っ張りなこいつが人前でなくことなんてあまりないのに。

魔理沙は一歩踏み出して、そんなアリスの肩に手を回そうとする…が、魔理沙の行動よりもフランの方が早かった。
「…じゃぁまた、おままごとしにくるよ、ママ。」
フランはギュッとアリスを抱擁して、自分も眼尻に涙を浮かべていた。アリスも必死でうなづいて…全くこれじゃどっちがお母さんなんだかわからないな、と魔理沙は苦笑してしまった。

でも、ちょっと二人だけの抱擁に寂しくなった魔理沙は、
「パパも混ぜろー!」
二人を包み込むようにして、抱きつきにいった。








それは、今日の朝のできごと。
「魔理沙ー!アリスー!」
ちょうどアリスの家に本を見に来ていた魔理沙と、家の主アリスは、バタンと勢いよくドアを開けた人物に注目した。
そこにいたのはフランと、日傘をもった明鈴。
「フラン、どうしたの?」
「あーそーびましょー!」
「お?弾幕ごっこでか?」
八卦をとりだそうとした魔理沙を、アリスは手で制する。私の家まで巻き込まれそうで怖いと、理由を耳打ちで説明してくれた。

「今日は違うよ。今日はね…おままごとをしにきたんだ!」
まるでそれが重大発表であるかのように間をもたせてフランは言い放つ。その隣で明鈴は当たり前のように「そういうことなんですよ。」という笑顔で立っていた。
「おままごとってあれか?泥団子つくったり…」
「違うもん!もっと本格的なの!魔理沙がパパで、アリスがママで、あたしが子供で…この家でリアルなおままごとしようってこと。」
「つまり、一緒にご飯食べたりとか、寝たりとか?」
「あ、睡眠まではご心配なく。泊まりはさすがにレミリア様も心配なさっているので、夜にまた私が迎えに来ます。」
やっと出番がきたかというように、意気揚揚と明鈴が前にでる。
「ダメ?おままごと…」
ちょっとしょんぼりしたように、上目づかいできいてくるフラン。
「あたしは別にいいけど…アリスは?」
「私も全く問題ないわよ。」
アリスの目がキラキラしていたのは見間違いじゃないだろう。

「じゃぁ、これから今日一日魔理沙には『パパ』、アリスには『ママ』をつけるね!」










そして今、魔理沙とアリスが『パパ』、『ママ』である時間は終わった。
紅魔館からの使者がフランを迎えにきたのが空に見えたのだ。見送るために、魔理沙とアリスも玄関の外にでる。

「魔理沙、アリス…二人とも私の本当の親だったらうれしいのにな。」
そんな言葉に思わず照れて、二人とも顔が赤くなってしまう。
「また、いつでもこいよ。待ってるぜ。」
「今度は一緒にハンバーグでも作ろうね。」
二人で片手ずつフランに手をさしのべる。
「…うん!」
両手を使って私たちの手を握った後、フランは輝く羽をはばたかせて使者の待つ上空へと上がっていった。その紙袋は?ケーキをおみやげにもらったの。そんな会話がここ、地上まで聞こえてくる。


紅魔館の二人が消えた後の星空、魔理沙とアリスは家の外にならんで上を見上げていた。息を吐けばもう白い。
「ねぇ、魔理沙…。」
「ん?なんだ?」
「…私も、大好きだからねっ。」
アリスはさっさと振り返って家の中に戻ろうとしていく。
「え?え、あ、そ、それって…。」
「さっきの仕返しよ、仕返し。」
ふと見えたアリスのツンとなった横顔には朱がさしていた。
今は夫でも、ましてやアリスの恋人でもない。ただのおままごとで夫婦役ができる程度の親友。だけど…
(今の言葉…期待していいよな、アリス。)
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COMMENT

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キリル | URL | 2008/11/06(木) 22:23 [EDIT]
ま さ か の ご っ こ 遊 び !
フランちゃんについて調べてみたところ可愛い姿をして凶暴なんですねぇ(汗
やっぱりこんな彼女でも家族に憧れるんでしょうねぇ・・・

とりあえず魔理アリいいよ魔理アリ(待て

吉野 | URL | 2008/11/10(月) 11:42 [EDIT]
返事が遅くなってしまい申し訳ございません><

そうなんです!まさかのごっこですwwwwリクストがそんなかんじでしたので、頑張ってあっと言わせるようなのをかいてみました(`・ω・´)
フランは能力発動したら誰よりも強いのに、凶暴なんですよwそんな彼女だからこそ憧れるんじゃないかなと思います。誰も近づいてくれないから…

マリアリいいよ、マリアリwwwwキリルさんも東方にはまるといいですよwwwww

素敵なコメントありがとうございました♪

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