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無実の始人
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DATE: 2008/11/01(土)   CATEGORY: 未分類
家族 上編
約束通り、東方ssを初めて書いてみました(`・ω・´)ノ
マリアリ+フランの家族(?)ものです!!某ぱるたん発案ですので、某ぱるたんにはネタバレものですねwwwww
ちょっとはりきってしまったため文の量が多くなり、二部に分けさせていただきました~^^
一応ここはリリカルなのはサイトですので、あまり需要はないと思いますが、「俺、東方も好きだぜ!」という方は追記よりどうぞ~


***********
家族
***********






「ただいまー、今帰ったぜ。」
魔法の森、アリスの家に魔理沙の声が響く。
右手には箒、左手にはきのこや山菜のはいった袋をもって家の中に入ると、奥にあるアリスの寝室からトタトタという音がして、元気よくその部屋のドアが開けられた。
「魔理沙ー、おかえりー!」
部屋から出てくるなり、魔理沙の首に思いっきり抱きついたのは、宝石のような羽をもった見た目幼い吸血鬼、フランドール・スカーレット。
現在は、アリスと魔理沙の娘ということになっている。
「おいおい、フラン。ちゃんと『パパ』ってつける約束だったろ?」
「あ…うー…そうだった…おかえり魔理沙パパ…」
「おう!」

と、次にフランのでてきた部屋から追いかけるようにして姿を現したのは、魔理沙よりも少し背が高く、絵本を片手にした女性、アリス・マーガトロイドだ。
「おかえり、魔理沙。」
姿を見るだけで、鼓動が早くなるのはまだまだこの感情が初々しいからだろうか?魔理沙は、ただいま、と返事をしながら深く帽子をかぶり直す。
突然緩んだ顔に、魔理沙に抱きついていて下から顔を覗き込む形となっていたフランは不思議な顔をしていたが、おかえりのキスを頬にするとフニャっと笑って、一層魔理沙に強く抱きついてきた。

窓の外の景色は、とても暖かい夕暮れ。魔法の森も、冬のストーブのようにオレンジ色に照らされて、これからは家族団らん時間ですよ、と告げているように思えた。

「ところで…二人は今までなにやってたんだ?」
「今ね、ママに絵本よんでもらってたの。」
「へー、何よんでもらったんだ?」
「星の王子様!」
ちらっとアリスの方を見ると、その両手に抱えられている絵本はまさにそうだった。魔理沙も魔法の勉強をアリスの家でやっているときに、息抜きとして何回かみたことがあるが、いつみてもおもしろいなと感じる絵本の一つだ。
あとでアリスに貸してもらおうかなと、そろそろ抱きついた状態のフランを降ろしながら、絵本を本棚に戻すアリスの後ろ姿を目だけで追いかける。
よかったなー、なんてフランの髪をクシャクシャ撫でてから、家の近くに来た時からのいい匂いについてマリサは尋ねた。
「今日は…シチューか?」
「そうよ、ちゃんと3人分。フランも作るの手伝ってくれたんだから。」
キッチンのコンロの上には、少し大きめの鍋が置いてある。大きな黒い魔女用の鍋ではなく、銀色のどこにでもありそうな調理用具。
キッチンはすでに料理をしていた時の痕跡はなく、キレイに片付けられていた。
「わたしね、にんじん切ったんだよ!」
手首辺りをひっぱるフランが、その羽の宝石を目の中に入れたように意気揚揚と報告してくる。
よく台所が壊れなかったな。それが、魔理沙の一番最初に浮かんだことだった。フランの能力は、『ありとあらゆるものを破壊する程度の能力』だし、ニンジンをうまく切れなかったフランが台所を吹っ飛ばすことだってありえなくもない話だったから。

でも、フランの笑顔とアリスの頬笑みが、考えすぎだと言っていた。実際どこも壊れていないのだし、心配することではない。

「そうだ、二人ともお風呂入ってきたら?その間にシチュー温めて、サラダ作っておくわよ。」
「あ、そうだな。」
「わかった~。」
確かに、まだご飯には早い。鍋に火をかけようとしているアリスを背にして、魔理沙は自分とフランの着替えをもって風呂場に向かった。
















「アリスって、本当のお母さん見たいだね。」
フランの髪の毛を指に力を入れてゴシゴシ洗っていると、少女はそう呟いた。
シャンプーが目に入らないようにバッチリ目をつむって、ギュッと縮こまりながら洗髪が終わるのをジッと待ちながら、
「料理上手だし、優しいし、あったかいし…」
どんどん出てくるアリスのいいところを、少ない語彙で一生懸命表そうとする。
「そうだなー、あいつは器用に色んな事ができるから。」
コクンといきなりシャンプーまみれの頭が下がり、一瞬洗う髪を失ってしまう。
この機に「シャワー流すぞー。」と魔理沙はシャワーのノズルをひねり、雨を落とすようにしてフランの髪の毛に水を流した。

一通り流した後は、体を洗う番。
ボディーソープをつけて、背中や首裏からこすっていく。
「魔理沙は…」
「『パパ』…つけるんだろ?」
「あ、魔理沙パパは、ママのこと好き?」
「…っ!」
一体、何を言い出すんだ。湯気の充満した風呂場で魔理沙の顔が真っ赤になったのは幸いだった。熱いからと言い逃れできる。
「子供がそういうの聞いてもおもしろくもなんともないぞ?だから、しっかり体でも洗われてろ。」
「あたし、魔理沙パパよりとしうえだもん!」
自分たちの目の前についた鏡越しに、頬をふくらませてご立腹な様子のフランが映しだされる。
しまった、そうだった。すっかり忘れていたが、フランは495年以上は確実にいきているんだもんな。
「ほらほら、としうえのあたしが聞いてあげる!」
体をひねらせて、問い詰めるように顔を近づけてくるフラン。
やれやれ、といったように深く息を吐くと、魔理沙は仕方ないかと呟いて、
「大好きだぜっ!」

-ガタンっ

脱衣所の方から大きな音がして、なにごとかと魔理沙は急いで風呂場を飛び出た。
そこにいたのは…アリス。
(げっ、聞かれてた!)
あまりにも恥ずかしすぎてどうかなってしまいそうだ。一方のアリスも顔を真っ赤にして目をそらしている。
「あ、あのなアリス…」
なにか差し障りのない言葉でお茶をにごそうと、頭をぐるぐる回転させる。
「わかった…!わかったから…風呂場に戻るか、タオル羽織りなさいよ!」

アリスが、自分の方を指さしてくる。ふと視線を真下にむけると…裸だ。自分。

すでに顔の赤い顔が、ゆでだこのようにさらに真っ赤に染まる。
「バカ!こっちみんな!」
「あんたがいきなり飛び出てきたんでしょ!?」
「だから見るなー!」
フランのいる風呂場へと弾丸のように飛び戻り、脱衣所との間の扉を乱暴に閉めた。
逃げ込んだ先には、キョトンとした顔で「アリスがそこにいること気づいてなかったの?」と、小さな声で独り言のようにつぶやくフラン。
気づいててあんな質問したのか、とフランに問いただそうとしたが、魔理沙なら気づいていただろうというリアクションをされている以上、ただの自分の不注意だろう。
「はー…もぅ、なんて雰囲気のない…。」
自分の腕に埋もれるようにして、魔理沙は力なくしゃがみこんだ。
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● 管理人のみ閲覧できます
| | 2008/11/02(日) 08:25 [EDIT]
このコメントは管理人のみ閲覧できます
● 管理人のみ閲覧できます
| | 2008/11/02(日) 10:38 [EDIT]
このコメントは管理人のみ閲覧できます

キリル | URL | 2008/11/03(月) 18:04 [EDIT]
どうもお久しぶりですw東方については全て未プレイですがキャラだけは少し分かるということなので楽しませていただきましたw
しかし・・・こっちが恥ずかしくなるぐらい幸せものな家族ですねっ!(待て

以前ユーノ君が幻想郷に迷う込むという変な妄想してましたが無害です

吉野 | URL | 2008/11/03(月) 23:25 [EDIT]
>ナイトハロ様♪
初めまして^^
す、すいませんー!!(゜Д゜;;;;;)この東方終わったら書く予定ですので><今しばしお待ちをー((汗 今週末のリリマジが終わってからになりそうです(土下座 遅筆ですいませんm(_ _)m

素敵コメントありがとうございました♪


>ぱる様♪
この後の展開を知っているのは、ぱるたんのみ!www
ニヤニヤしましたか?よし、それなら明日か明後日に東方の漫画貸してくれーwwww

素敵コメントありがとうございました♪


>キリル様♪
お久しぶりですvアリス、マリサ、フランは結構有名ですし、細かい固有名詞などは出していないので、キャラさえわかれば楽しめるものに仕上がっていると思います^^
初々しい”パパ”と”ママ”ですよね~、全くwww
ユーノ君、幻想入りさせちゃいましょうよ!!絶対面白そうですもん><たのしみにしてますwwww

素敵コメントありがとうございました♪

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