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無実の始人
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あなたを探しに 2話






世界で 一番 君だけの…







追記より「あなたを探しに 2話」と雑記です。
テストオワタ\(^0^)/(2つの意味で







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あなたを探しに2話
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それから二週間、フェイトは指輪を見つけるタイミングを見つけられずにいた。




「はぁー。」
暗い自室で、一人椅子にもたれてため息をはく。
その手の中には、指輪の入った箱。
開いてはため息をつき、開いてはため息をつく…。
さっきから、これの繰り返しだ。

実際、自分自身二週間たらずで勇気を出して、プロポーズできるなんて思ってなかった。
あせらなくても、時間は充分ある。
でも…心のどこかでそう思いながらも、早く渡したいとも思っていた。






ふと、窓に切り取られた夜空を見上げる。
はっきりと、光を放つ2つの月があと少しで重なりそうだ。

その距離が、なのはとの関係を表しているようで、ほろ苦い気持ちになってしまう。





明日からはまた執務官として長期航行に入り、フェイトは家を空ける。
数字ではたった三週間だが、気分的にはもっと長く感じてしまうだろう。
(三週間…)
行く前から気が滅入りそうだ。
(三週間後にはこの月達も、ちょうど重なってたらいいのに…)
純粋にそう思う気持ちの裏に、もう一つの思いも込めて、
月を見上げてフェイトは笑った。





月明かりが、彼女の白い肌を照らす。
この時のフェイトは、この世の人間には見えないくらいに美しかった。







ーコンコン


ふいに、ドアがノックされる。



明日から長期でいなくなるし、ヴィヴィオが一緒に寝にきたのだろう、と予想した。

「はい、どうそ。」
小さな姿を想像して、指輪をピンクのリボンが入っている引き出しに隠してから、気軽に返事をする。

しかし、開けられたドアの向こうにあったのは、小さな女の子ではなく、大きな女性の姿であった。
「あれ、なのは?」
予想と違ったことにフェイトは驚きの声を上げる。



しかし、もっと驚いていたのは、なのはのほうだった。
「…。」
ここにきた用件も言わず、入り口で固まっている。
「なのは?」
いぶしげな声をかけると、なのははハッとしてこちらの世界に帰ってきた。
「にゃはは、ごめんごめん。」
「別にいいよ。」

そういいながら、ベッドに腰をかけてポンポンと横を叩く。
こっちにおいで…、というように。

「あ…じゃあお邪魔します。」
なのはは、いそいそとさっきまで固まっていたところから移動して、フェイトに寄り添うようにベッドに座った。

その顔は、少しはにかんでいる。

(幸せそうな顔…)
彼女の表情をみて、こちらまで幸せな気持ちになる。
とても愛しく思って、少し頭をなでてあげると、
「で、どうしたの?」
フェイトそう話を切り替えした。


「んと、あのね…。明日から、フェイトちゃん長期航行行っちゃうよね?だから…その…。」
お茶を濁すように、はっきりと用件を言わない。
でも、フェイトは言いたいことの予想はついていた。

さっき、ヴィヴィオで想像していたことが、なのはに置き換わっただけなのだから。


(勇気のないなのはに代わって、言ってあげようかな?)



「一緒に寝ようか?」
「うん!」
なのはは、頬を染めてゆっくりと頷いた。









************











フェイトは腕を広げて、
なのははその腕の上に頭をのせて寝ていた。
いわゆる、腕枕というやつだ。






「ねぇ、フェイトちゃん。」
「なに?」
「んー…。
やっぱなんでもっ!」
そういって、なのははこちら側にもっと寄ってくる。


なのはのいい香りが腕の中でいっぱいになる。



髪の毛の一本一本がこんなに近くで見えて、世界中で一番自分がなのはのことを知っているんだ、と思った。




















----------------




なのは達と同居する前に、三人で高町の家に挨拶に行ったことがある。






「もう今は…、フェイトちゃんの方がなのはのことをよく知ってるわよね。」




雑談の中、急に桃子さんがそう呟いた。
それに高町のみんなも、噛みしめるように頷く。



「9歳までのなのははよく知ってる。でも、それからのことは一番近くにいたフェイトちゃんの方が知ってるもんな。」
そうしみじみ言ったのは、喫茶店のマスターらしく髭を生やした司郎さん。


その隣に座っていたヴィヴィオは、不思議そうに司郎さん見上げた。
「何で、9歳までなの?」
「お、ヴィヴィオ。語尾まで昔のなのはにっぽくなったな。」
「えへへ~。」
「もう、お父さん!」
「すまん、すまん。」
司郎さんは手を合わせて、ふざけたようになのはに謝る。


「まぁ、9歳でなのはが魔法を手に入れたっていうのが大きいかな?」
そういって、司郎さんはヴィヴィオの頭をなでてあげた。ヴィヴィオもなでられてニコニコと、嬉しそうに笑っている。


「あー、そこでフェイトママに出会ったんだ。」
「ん、そうだったよな、なのは?」
「うん、そうだよ。それから、ずっとフェイトママと一緒。」




「ただの仲良しかと思ったら、もう恋人だものね~。」
ニマニマと笑う桃子さん。
いじられて、フェイトとなのはの二人は俯いて赤くなっていた。

それを見て桃子さんは満足したのか、ヴィヴィオの隣に移動し、その頭をなでる。
よっぽど、孫が二人とも可愛いのだろう。



「今、一番なのはに近くて、一番なのはを知っているのはフェイトちゃんなんだし。」
「これから一緒に住むことにもなる…」









「「だから、フェイトちゃん。」」









高町夫妻はヴィヴィオの頭をなでながら、声を重ねる。







「なのはが無茶しそうだなと思ったら…」


「ほんの少しの変化でも気づいて、ストップをかけてあげてね。」









きっと、なのはがまた落ちないように、と二人は言いたいのだろう。
いつもなのははギリギリまで無茶するから。




















するとフェイトは、今までのほんわかした雰囲気とはうってかわって、仕事のときのような真剣な顔になった。








「もちろんです。なのはの事は…






















私が今度こそ守ります。」
















----------------







(今度こそ、なのはを守ってみせる…)





フェイトは腕枕をしていない方の腕で、なのはを抱きしめる。


「どうしたの?」
「んー、なんでもー。」
「あー、マネした!」
腕の中でなのはが暴れだした。



でも、離してほしいという感じではなく、フェイトはさらに逃がしたくなくなって、抱きしめる腕にさらに力を込める。



「なんでもないよ。」



すると、急になのはは静かになった。






変だなと思い、
少し腕の力を緩めて胸の中のなのはをフェイトは覗き込むと…。


「さっきね…」

なのはは、さびしそうな目をしながら語りだした。


「さっき?」
「うん、この部屋にきたとき。」
「あぁ。」


固まって何も言えなかったなのはを思い出す。





「…フェイトちゃんがすごくキレイに見えたんだ。」
「あ、ありがと。」

困ったような笑いで、フェイトは照れているのを隠した。




「ホント、天使みたいだった。
いつも近くにいたのに、こんな風に見えたのは初めてで…自分の知らないフェイトちゃんがいるみたいでくやしかったな。」






(私も、もしそういう場面があったら、そう思っちゃうかな?)


自分も、まだ知らないなのはがいるかもしれない。
一番なのはを知っているかもしれないのに…






「私ね、その時、フェイトちゃんがどっかに行っちゃいそうで怖くなっちゃったんだ。」
さびしそうな目の理由が今、やっとわかった。



でも、なのはは勘違いしてる…

























「私はどこへも、行かないよ…」

















なのはを抱きしめる腕にさらに力を込めた。

























絶対に、君の側から離れない。



























-----------------










この時の私は、










昔のリボンと一緒に眠っている





あの指輪を






渡すことができなくなるなんて










思ってもみなかった。











*************









~雑記~



うほほい、吉野です☆
今日、やっとテスト終わりました~!!
最近、ほぼ徹夜でお勉強やレポートなどしてたので眠いです><

やっと、これから早目に更新できる~!!と思ってたらね、
明後日からまた旅行にいくのですよ、福井に(*´∀`*)
パンピとの旅だから、色々自重しなければ…携帯の待ち受けとか…ストラップとか…ww

でも、それが終われば夏コミまで一直線!!
吉野は会場までは友達といくのですが、中に入ったら別行動で一人さみしくなのは島を回ります。
だって吉野、なのはのお友達があまりいませんしσ(・ω・` )
お会いしたい方はいるんですがね…

ま、ということで福井県の方!!明後日から行きますので!!
というか、私は福井のどこに行くのでしょう?幹事から何も教えてもらってませんww


そうだ、福井へ行こう。





あ、メールは明日返します~♪
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