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無実の始人
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DATE: 2008/07/25(金)   CATEGORY: 短編なのフェ
ラクト・ガール

テストの山場は終わったよ!!あとは、ちょくちょくあるけど心配するほどじゃない∑d(・ω・´ )


ということで、東方のラクト・ガールを聞きながら作ったssをうpしました♪
相変わらずオチが甘い!!さぁ、どんどん叩いてくれww


最近、あるお方のssを読み返していて、やっぱすごいなぁ~と思いました
先が全く読めないんです><
さすがやなぁ(キラキラ
あんな切な系ssを書きたいorz


んでは、追記からどうぞ~ノシ

あ、それと言い忘れてましたが…
アリマリは俺のジャスティス☆キラッ なのフェイの足元にも及ばないけどww
*********
ラクト・ガール
*********









暗くなってしまった執務官室。

始末書などに埋もれた金髪の女性。

彼女の補佐達も、すでに帰ってしまって、今の彼女は一人ぽっち。

さみしそうに、彼女のデスクを照らすライトが光っている。



そのライトが照らすのは、

2つの家族写真。


写真立てのフレームにはテスタロッサと、ハラオウンとそれぞれ書かれている。





そしてもう一つ…



写真立て一個分の日焼けのあと。

そこに飾られてあった写真はもうない。
いや、正確にいえば見ないようにしまってある。
デスクの奥深くに…














**********













「なのはは、女の私なんかと一緒にいちゃいけないよ。」



数週間前、フェイトちゃんが急にそんな事を言いだした。

それからだ。

ほとんど毎日私達の家に来ていた彼女が、うちにくることがなくなってしまったのは。




六課が終わって、彼女を引きとめるものがなくなった私にとって一番怖いことがおきてしまった。




だいたい、私達は六課後、仕事の関係上一緒に住めなかった。
私はあまり問題はないのだけれど、フェイトちゃんはほとんど海の生活だし。

いつか、彼女が毎日訪れてくれる生活が、同棲か、完璧に離れて暮らすかのどちらかで決着がつくとは思っていたけど…
あまり望ましくない選択肢をとられてしまったな。



一体彼女に急に何があったのだろう?
わからない。
私達が本物の家族だと思っていたヴィヴィオは、「フェイトちゃんがいなくてさみしい?」と聞くと、いつもさみしそうに「大丈夫だよ。」と呟く。


そんな幼い子を彼女に見せてやりたい。
どうしてあんなことを急に言い出したのだろう?









でも、


あの時彼女は私の目を見て話してくれなかった。





私は…


私は結婚なんてできなくても、彼女と一緒にいたい。
フェイトちゃんも、そう思ってくれないかな…。











(伝えよう。フェイトちゃんと一緒にいたいんだって…)



























*********
















そんな気持ちを胸にいだいて、今私は彼女の執務官室の前にいる。

目の前には、なんの変哲もない旧式のドアが立ちふさがっていた。






開かないのを承知で、ドアノブを引いてみると、




ガチャッ




やはり、鍵が私のドアを開ける作業を邪魔をした。



(やっぱりダメ…)









私は諦めてドアノブから手を話す。
きっと、中に彼女がいるのに…

試しに、ドアに声をかけてみる。
「フェイトちゃん、そこにいる?」









沈黙。











(いない…か。)






諦めて、帰ろうとした瞬間…
「何の用事?なのは。」
ふと、冷たい返事が扉越しから返ってきた。
彼女の声なのに、全く違うような声色だ。

そこにいたことに嬉しさを感じる一方で、その口調に落胆する。




まぁ、返事の内容は予想通り。
急にいなくなった人間には、すぐに会いたくない気持ちだってあるはずだしね。




「ちょっと、話がしたいんだ。あの日の私達、話し合ってもないから。」
「…。」




「鍵を開けて?」
そのまま、あなたの手を握って必ず連れ出してあげる。
「…。」


いつまでたっても続く沈黙に、私は今日のところは妥協することにした。



「また明日くるよ。考えておいて。」
私はドアに背を向ける。

(待っててね、フェイトちゃん。)






































それから数日、私は決まってある時間になるとフェイトちゃんの執務室にでかけた。

コンコンと、ドアをノックして返ってくるのはお決まりのセリフ。
「なのはに、話すことはないよ。私のことなら、忘れた方が幸せになれる。」

なんでなんだろう。
あなたといることが、私の幸せなのに…
人の価値観を勝手に決めちゃってさ。


全部私の気持ちを、あなたの目を見ながら伝えたい。


「…なのはに、用はないから…。」





冗談じゃない。
あなたに用がなくても、こっちには用事がある。

でも、これだけ拒否されると
ちょっと、くじけそうかもね…。

…いや、弱気になっちゃダメだ。
必ず、振り向かせるんだ。

フェイトちゃん、この想いを聞いて。
あなたの名前を強く叫ぶから…っ!

































****************









次の日、フェイトちゃんの執務官室の前に行くと、ティアナが立っていた。

「なのはさん、お久しぶりです。」

そう言いながら、彼女はクロスミラージュを起動させる。

「失礼ですが、ここを通す訳にはいきません。」
懐かしい音を立てて、あのBJ姿になった。






しかしこっちは、特段変身を変えようとする気はない。



「なんで、ティアナはこんなことするの?」


一瞬、彼女の顔が曇る。
言っていいのかわからない。でも、伝えたいという顔だ。





「人の恋路を邪魔するつもりはありません。」
彼女は、銃形態となったクロスミラージュを構える。

「そう。それで?」



「フェイトさんからのお願いなんです…」
魔力が銃先に溜まっていく。





(ファントム・ブレイザーかな?)


わたしは、即座にフェイトちゃんに教えてもらったsonic moveの詠唱を完了させ、
いつでも、回避できるように準備する。



「私をここから連れ出させないでって!!」




瞬間、魔力弾が飛んできた。






それを確認して、sonic moveでティアナの後ろをとる。
ガラリと開いた背後。
そして、手刀を首に一発。




これで、勝負は片付いた。






やはり、弟子はまだまだだなと思い、もう一度教育の必要があると確信する。






















…しかし、何か奇妙だ。
まだ、ティアナの戦闘気配が消えてない。




(成長してるね。)




私は、不敵に笑みを浮かべる。











背後からオレンジの光がせまってきた。









































「最初から、なのはさん変身してきてるんですもん。はなからあのドア壊して、フェイトさんを連れていく気じゃないですか。」
背後でそんな声がする。




久しぶりにみた教え子は、フェイトちゃんと模擬戦でもやっているのか、かなりよくなっていた。
スピードがかなり上がり、そして技も確実。





だけど、まだまだだね。
私に息もあがらせれない。











私は、後ろを振り向かず前だけを見据える。


「じゃあ、フェイトちゃん、連れてくね。」
「私は…今のフェイトさんはイヤなので…どうか、連れていってください。
自分に素直に慣れてなくて、ウジウジしてるんです。本当はフェイトさんだって…」
「もういいよ、ティアナ。」

「はい…。
あ、あの…。」


「なに?」
「私、強くなってましたか?!」


私は後ろを振り向かずに笑う。



「うん。」



































私は、手にもった魔道の杖、レイジングハートをエクセリオンモードに切り替える。




「迎えにきたよ。」
私はドアに投げかける。



「もう、私にかまわないで。」
彼女の涙がまじった、かすれ声でそう返ってきた。




「そんな答えは、もう聞き飽きたの。」
























私は、もう一度だけ名前を呼んだ。


























「優しさに溢れた私の恋人」
































「スターライト…」




目の前にピンク色の光が収束する。




「ブレイカー!!」
























目の前にあったはずのドアが砕け散る。


部屋の中にあったろう書類の山が、雪のように舞い散っていた。









そして、その中に一人…











ポツンと泣いているフェイトちゃん。















「久し振り、フェイトちゃん。」

私は、執務官室に入る。

砕けたドアの残骸を踏み台にして。


「なのは…。」













「いつまでも泣いていたって、ここには何もないよ。」








(もう鍵は開いたから)






ニカっと、私は笑い、







「さぁ、行こう。」





彼女に手を差し伸べる。








「私達の気持ちを確かめに。」












彼女の手が、私の手に恐る恐る添えられる。






私は、その手を強く握って、
立ち上がらせた。










































アクセルフィンを羽ばたかせ、フェイトちゃんを抱えるようにミッドの空を飛ぶ。
目下には、夕焼けに焼かれた街が広がっていた。









「もっと、遅く飛んでなのは。」







「うん。
ねぇ、フェイトちゃん…」
「ごめんね。」





「…。」







「…私もなのはと、できれば一緒にいたいんだ。
わがままでごめん。
あんなこと言ったのに、結局私には達成する勇気がないや…


なのはが近くにいなきゃいけないみたい。」









「私も、フェイトちゃんに一緒にいてもらいたいよ。」












夕ご飯まで時間はまだある。














「さぁ、どこへ行こうか。」













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