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無実の始人
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君がいて 番外編
「君がいて」の続きがみたいといってくださったみなさま!

書きましたよ(`・ω・´)ノ

番外編なので、これっきりですがww
時間的には、フェイトさんがいなくなってから一か月の時点です。

実は、これを制作するにあたって、1つボツができました。
結構私は好きなんですが、友達曰く、こっちの方が面白いらしいので、こちらを上げます。


それでは、追記から「君がいて 番外編」です















彼女がいなくなってから一ヶ月。


私は、ある決意を秘め、かみそりをもってお風呂場に入った。
















*************
君がいて 番外編
*************














真っ暗なバスルーム
真っ赤な血
真っ白な肌




お湯を張ったお風呂に真紅が広がる





切り傷をつけた私の右手首から、命がぬけていく感じ。




すぐに私の意識はなくなった。













**********










真っ暗な闇の中、一人ぽっちの私。






ここが、あの世?
きたことがないから、本物なのかわからない。



でも…

もしそうなら、フェイトちゃん探さなくちゃ…
きっと、さみしがってる。
隣にいかなくちゃ。





私は、フラフラと立ち上がった。
どこにも光はない。
けど、どこまでだって歩いてみせよう。

行き着く先がどこまで遠く、真っ暗な闇の中でも。





ここに彼女がいるなら会いたい。


会うために、私は自らの命をたったのだ。






「なのは。」
ふと、後ろから名前を呼ばれる。
愛おしい人の声で…




「フェイトちゃん!」
勢いよく振り向く。
こんなに早く会えるなんて思ってなかった。


やはり後ろにあったのは、フェイトちゃんの姿だった。
金髪で真っ白な肌の彼女。

死んでしまう直前のようなガリガリにやせ細った姿ではない。よくみていた姿のままだ。


でも…
なぜか表情は暗い。



(なんでなのかな?)















「なのは、なんでこんなことしたの?」


青い怒りが言葉に込められ、私に投げかけられる。






「私、フェイトちゃんに会いたかったの!どうしても、会いたかった…だから!」
「やめてよ!」
普段声を荒げない彼女が、大声で叫ぶ。
その目に…涙をうかべながら。
「なのはも、好きな人が死んじゃうのはイヤだったでしょ?なのに、なんで自分から…」
「…。」
そう言われるのはわかってた。
でも、会いたくて。
どんな場所でもいいから、もう一度抱きしめてもらいたくて。抱きしめたくて。
ここまできたんだ。
「なのはが死んじゃったら、私イヤだよ…」
滝のように彼女は涙を流す。










そうだね。
でも、これからずっと傍にいるよ?
私達は永遠になれるんだよ?







「フェイトちゃんは、私が同じ所にきたのがイヤ?ずっとこれから一緒にいられるのに。」



彼女は、何をいっているのかわからないという顔をした。




「なのは?知らないの?」



「なにが?」
「自殺した人の魂は私と同じところ…つまり、天国にいけないんだよ。」











絶望が私を襲った。

鈍器で頭を殴られたように、意識がグラグラする。
「そんなことない」という、否定したい気持ちが体から溢れ出る。



(どういうこと?
フェイトちゃんと同じとこにいけない?)




地獄に行くことが問題じゃない。
フェイトちゃんさえいれば、私にとっては地獄でも天国だから。
そう、つまりフェイトちゃんのいない現実は地獄なんだ。



「もし、なのはが地獄にいったら、私は絶対許さないよ?
まだ、そこに…」
彼女の、私が大好きな指が、私のお腹を指す。
「美希もいるのに…」




さっきよりも、深い絶望が私に押し寄せる。
なんてことをしてしまったんだ、という後悔の嵐。





(そうだ…











ごめんね、美希…)






















忘れていた。
ずっと私のことばかりで…
私のわがままでこんなところに連れてきちゃって
ごめんね?










いや、ごめんなさい。











生まれてきたかったよね…






ごめんね、フェイトちゃん















美希…



















「ふぇ…フェイトちゃん…。」
私の目から大粒の涙がポロポロとながれ落ちる。




「私生きたい…っ!!私、この子を育てたい…もう一回だけやり直したい…っ!!」







急に、私の目の前が真っ暗になる。
顔にはやさしくて、やわらかい感触。
ギュッと、背中に誰かの手が回される。



私は、フェイトちゃんにもう一度抱きしめられた。





「フェイトちゃん…っ!」
グッと唇を噛みしめて、彼女にすがりつく。
「なのは、よく聞いて。」
落ち着いた声が、私の落ち着く声で要求する。




「実はね、ここはまだあの世じゃないんだ。その一歩手前。」


つまりは、よくいう三途の川を渡る前といったところだろうか?
よくわからないが、完全に死んでるわけじゃないらしい。













私の心に強い光がさした。

と思ったら、すぐに曇る。












まだ生きられるということは、彼女のいない現実に戻らなくちゃいけないんだ。
今、こうして触れ合ってる彼女のいないところへ。

























でも、そんなところでも私は生きていこうと思えるようになった。彼女と、お腹の中の子のおかげで。




























ただ心配なのは…
「フェイトちゃんは、さびしくない?」
彼女は、ビックリした顔をした。
が、すぐに優しい笑顔に変わる。
「大丈夫、アリシアお姉ちゃん達がいる。それに…いつも、なのはたちのこと天国から見てるから。
一緒にいられないのは、少しくやしいけどね。」
なんて、自嘲ぎみたことを言う。






「なのは、元気な子を産んであげて。」









次第に体の輪郭がぼやけていく。


現実が私を待っている。

もう、行かなくちゃいけないらしい。





私の頭の中には、最後に言っておきたいことがないかと、グルグル思考が回る。
行き着く先は、きっとあれしかないのに…

























「フェイトちゃん。




































名前をよんで?」



































「なのは。」














































「「フェイトちゃん(なのは)、…愛してる。」」


















































**********











目を覚ました先にあったのは、見知らぬ天井だった。
白い白い天井。




(…病院?)








右を見て、

左を見る。












右手首には包帯。

左腕には点滴。













どうやら助かったらしい。










いや、助けてくれたんだ。
もう一度、シャンと生きるために。






























ごめんね、フェイトちゃん。


私、「生きる」こと忘れてた。





あなたがいないことに慣れてなくて…

心のどこかがまださびしいんだ。
心がまだ不器用なままなんだ。




でも、あなたが残してくれた命のために、ちゃんと生きてみようと思う。




心配しないで。ちゃんと心から笑ってみせるから。

心配しないで。あなた以外に恋はしないから。

心配しないで。あなたの事、一生忘れないから。






美希、早く生まれておいで。



フェイトママに出会ったころの話、

どうやって、私達が付き合ったのか、

どうして結婚したのか、

全部教えてあげる。







そして、魔法をかけてあげよう。













変わることのない、永遠の魔法を…














二つ。


































*************






最近の話。

テスト週間に入ってしまい、すごく更新頻度が落ちてます。
学生なので仕方ないと、割り切っていただければ幸いですm(_ _)m


あと、いままで自分のヒドさが恐くて、私「君がいて」を読み返していなかったんですが…
勇気出して見ました!!
やっぱり絶望しました!!!!
まぁ、とりあえずヘコんでます。









御アクセス、ありがとうございました!!
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