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無実の始人
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DATE: 2008/06/19(木)   CATEGORY: 短編なのフェ
Shall we dance?
えぇっと、まずは何から謝ればいいのかしら?
やっぱ、生きててごめんなさいから?
この言葉は、私のためにある、そんな感じの吉野です。

今回のssは唯香様のリクエスト、学生なのフェです…が
ちょっと学生という要素が足りない…orz

もうね、穴があったら入りたい…
こんなにも、待たせといてこんなんかよと。
ちょっと、修行してきます。
また、学生なのフェはやりますから!!
19×15もやりますから!!
どうか、ご勘弁ください(スライディング土下座

それと、このssの件で補足を…
公式の設定では、なのはさん達の通う中学は6組までは確認されています。
その辺、しゃるうぃーだんすを読まれる際に捻じ曲げてくださいwww


それでは、追記より「Shall we dance?」


本日晴良なれども機嫌は悪し

**********
shall we dance?
**********

炎天下の中行われている、本日の聖祥大付属中学校女子部体育祭
午前の部も無事終わり、残すは午後の部のみとなった

「はぁー…。」
私は人知れず溜息をつく。

今年もまた、あの熱戦が広げられるのだろう。
点数とは関係のないフォークダンスで…
まったく…そのことを考えると頭が痛い。

私は、ぼんやりとした頭でグランドにできた輪っかを見つめた。





私達仲良し五人組が通っている聖祥大付女中は、文字通り女の子しか通えない学校である。
しかも、全学年3クラスずつと全校生徒は少ない。
よって、午後一番の種目、フォークダンスは全学年強制参加。
そして、男女のペアダンスであるオクラホマミキサーも、女の子同士で踊るのだ。



学校側からの規定では、
出席番号が奇数の子が男役、偶数が女役をやること。
体育祭当日は、奇数の子達を先に運動場に並ばせ、その後、偶数の子が適当に横に並ぶということ。
のみ。



つまり、偶数の子は相手を自由に選択できるというわけであり…
奇数の子の中でも人気の高い子はすぐに、隣り、もしくは周辺が売り切れとなってしまう。




ちなみに、私達五人組のなかで偶数は私一人。
フェイトちゃん、はやてちゃん、アリサちゃん、すずかちゃんは、すでに運動場の輪の一部になっていた。





もうここまでいえばお分かりだろう。
私の友達たちは、学校でも人気もの。
売り切れるとしたらこの子たちからなのだ。




さらにいえば、私の彼女というか彼氏は、学校一番の人気を誇る生徒。
去年は彼女と踊るために運動場が戦場と化したほどである。




足の遅い私は、よーいどんっで並びにいく偶数生徒の戦線にも参加できず、円の反対側に回され、去年は彼女と踊ることができなかった。
きっと今年もそうなるだろう。
いくら、私が彼女と付き合っているといっても諦めていない輩は多いのだし…

だから、機嫌がMAXで悪いのだ。








急に、アナウンスで先生の声が流れる。
「それでは、偶数の生徒は並んでください。」
(さて、今年も嫌な時間の始まりだ…)



重い腰をあげて、走り行く生徒たちの背中を歩いて追いかけた。


『なのはちゃん。』
はやてちゃんからの念話がとんできた。
『どうしたの?はやてちゃん。』
『よかったら、うちんとこに来いへん?うちのいるとこからなら、フェイトちゃんまでギリギリいけるはずやで』
『でも、はやてちゃんだって人気だし、売り切れてるはずじゃ…?』
『友達のために、隣はあけとるんや』
はやてちゃんの並んでるはずのところをみると、確かに人だかりはできているが、はやてちゃんと話した子から出て行ってしまっている。
私は、友に感謝した。
『ありがとう、はやてちゃん』
『いえいえ。人気者の恋人をもつと大変やな。フェイトちゃん、断れるタイプやないし』
にゃははと、苦笑いするころにはすでに、彼女のところに着いていた。


タララッタッタララララッタッターン


軽快な音楽が運動場に溢れ出す。

まず最初に、同じ方向を向いて少し斜め気味に前後に立ち、肩の高さまで手をつないでそのままステップ。
それから、片手を離して回り込み、向かい合う形になったら、片足を前に出して踵で地面をトン、
今度は足を後ろに下げてつま先でトン、逆方向に三歩ずつ歩いてパートナーチェンジ。

私は、はやてちゃんの元から離れ、フェイトちゃんにまた一歩近づいた。
それでも、かなりある。
きっと、去年のことがあり人気のある子はバラされたのだなと憶測してしまった。





「あ、あの高町先輩…」
しばらく踊った頃、パートナーとなった子に話かけられた。
「ん?どうしたの?」
「あの、私いつも先輩を応援してますっ!!こうやって、先輩と踊ることができて幸せですっ!!!」
カチコチになりながらも、好意を伝えてくれた後輩。
「ありがとうね。」
そう微笑んで、礼をした。





フェイトちゃんまであと少し…ほんとにギリギリかもね、はやてちゃん。












*********












だいぶ踊った。
今のパートナーの子も汗ぐっしょり。
炎天下、ずっとダンスしているのだ
早く終わらせて、休ませるべきだと、進言すべきなのだろう






でも、

まだ音楽をとめないでほしい…



彼女の背中が目の前なのだ。



あと、一回

そうすれば、彼女と踊れる。




さっきから、フェイトちゃんもこちらをチラチラみていた。









片足を前に出して踵で地面をトン




フォークダンスが、私達のワルツ






今度は足を後ろに下げてつま先でトン






もうすぐ、始まる二人だけの舞踏会




逆方向に三歩ずつ歩いて


























たらたったったららららったったーん。





















音楽が止まった。










パートナーが変わるまで…
彼女の指先にふれるまで後、数センチ…




私も彼女も、そのままの体勢で見つめあったまま固まってしまっていた。





「…。」
「…。」






「次の100m決勝にでる選手は、至急招集場までお集まりください。」
二人の間にむなしく流れるアナウンス。



「ごめん、なのは。私、召集だ。」
互いに触れられないまま、彼女は行こうとする。




「頑張ってね。」
行き場のないこの右手。
触れたい、でも、彼女の邪魔にはなっちゃいけない。
そこに彼女の体温が、
存在があるというのに、
触れられない。

不機嫌な気持ちのままで、私は手を振った。


「あの、なのは…」
フェイトちゃんは、日焼けとは別に赤くなっていた。


「今日の夜11時くらい、いつもの公園にきて」
そういって、彼女は駆けていってしまった。










*******










誰も居ない、いつも魔法の練習場としている公園

真っ暗な空からながれる涼しい風は、日焼けした肌に気温の変化を告げる。

今は、午後十時半

予定よりもだいぶ早めに着いてしまった。
きっと、昼の彼女の言葉に何か期待してしまったのだろう。








しばらくアクセルシューターで遊んでいると、黄色い一線が町の方から飛んできた。
それと同時に、この公園を中心に半径6㌔くらいの結界が展開される。











私は、いつのまにかバリアジャケットになっていた。
「レイジングハート?どうしたの?私頼んでないよ??」
『バルディッシュからの要請で、マスターを着替えさせろとのことです。』
私の中に、クエスチョマークが並ぶ。
フェイトちゃんの考えてることがわからない。

黄色い光りは、私の前に降り立った。









「フェイトちゃん?これは一体…?」
当然の疑問を尋ねる。









彼女は、右手を差し出した。








「今日の昼、踊れなかったからね。」







そういってから、ゴホンと咳ばらいをする。





「Sall we dance in the sky?」













その日、ピンクの光りと黄色の光りが空で踊っていたことを誰も知らない。











本日、晴良なりて 機嫌も回復の兆し








*********
フォークダンスの踊りの説明部分は、マリみてより抜粋
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