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無実の始人
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DATE: 2010/05/27(木)   CATEGORY: 短編なのフェ
I wonder if you ever think of me
こ、こ、こんばんは!!
長いこと留守にしていた吉野が通りますよっ
恥とは存じますが、またのこのことSSうpしき来ましたよ(*´∀`*)

先日、FCブログ用のメアドに拍手が届いていたのをみて、なんかふつふつと二次創作意欲が…
まだ、見てくれている人がいる!!なんか作らねば!!と!!!
なので、短時間でも書いたSSあげます。誤字等あったら、申し訳ないです…

今回、なのふぇですよー

ちなみに設定→なのはさんたちは魔法界の職業つかずに普通に大学生してます。
では、続きからどぞっ(`・ω・)っ





I wonder if you ever think of me(あなたは私を思ってくれるでしょうか?)




君は美しい。
誰よりも、この目には輝いて見える。
風になびかれ、陽にあてられた髪は金色に光っている。君の髪は亜麻色のはずなのにね。
私が見ていることに気がついて、君が振り返る。
困ったように笑って、怒って。
早足で逃げていく。

hello hello 私からあなたの心へ
I wonder if you ever think of me







夜の砂浜を、足跡を残しながら一人で歩く。
今日は、大学の課題も出たし、早く家に帰ってPCを立ち上げなくちゃいけないんだけど…
散歩がてら近くの海岸まででてきてしまった。
「結構、遠くまできた…のかな」
誰も答えを返してくれないとわかっていて、私は小さくつぶやく。



今日ここまで来てしまったのわけは、自分でもなんとなくわかっている。



大学で、単位のためにとった「批評理論」の授業。いつも難しい内容で、ついていけないくせに、今日の授業だけははっきりと頭も冴え、先生のいう言葉達がちゃんと頭に入ってきた。
講義内容は、ソシュールの構造主義と記号論。聞いただけで頭が破裂しそうなタイトルだ。

「「言葉というのは、ものとものの関係を表すために存在するのです。
例えば、あなたはどこから岩だったものを石とよび、石だったものを砂と呼ぶのでしょう?
岩→石→砂
私たちは、岩でもなく砂でもないものが石と、関係性でモノを把握している、という考え方がソシュールの……」」

頭はこの辺りで、全く授業とは関係ない方へと逸れていった。
そういえば、私という人間は、まわりのモノとのどういう関係で構成されているのだろうか?
まず、私の母はまぎれもなくプレシア母さんと、リンディ母さんの二人いる。血のつながりと、育ててくれているつながり。
私の家族は、アリシアにクロノにリニスにアルフに…



あれ

じゃぁ

なのはは?


私の命の恩人で、同じ学歴をたどってきた友人で……
どうしようもなくただの友人で。






私は、親友とはいっても、ただの友達でしかなかったことに、いまさら気がついた。
親友という言葉でごまかして、いままで満足していたふりをしていたことにも。

それから、大学にいても家に帰ってきても、そのことばかりだった。
ご飯中に、呆けてるものだから母さんに何度も注意されたし、アルフには散歩に行くって言うまで「大丈夫?」って何度も言わせるほど心配かけてしまった。
散歩中は歩く道なんて足の赴くままにまかせ、一人で思う存分、昼のことばかり考えた。

私となのはの関係は、一番の友達同士だって
私は、胸張って言えない
だって、友達じゃ不満なんだ

でも、それ以上を願っちゃいけない
この気持ちは世間の普通じゃない……
私の心は、それ以上を願っているはずなのに、おかしいな




不意に、パンツのポケットにいれた携帯が長めに震える。誰から電話かかってきても出たくない気分だけれど、母さん達が心配してるのかもしれない。
私は仕方なく携帯をとりだした。

しかし、ディスプレイを流れた文字は予想と違い、『リンディ・ハラオウン』ではなく、
『高町なのは』
であった。

心臓が血を思い切り体に流す鼓動がする。
数秒、私は悩んでから緑のボタンをそっと押した。



「もしもし」
『あ、フェイトちゃん?いま家?』
「ううん、家から一番近くの砂浜だよ」
『え?なんで?』
「散歩してたらね…なんかここまで来ちゃった。でも、なんで家にいるかなんて……」
『えと……大した理由じゃないんだけど……笑わないでね?』
「うん」
『さっき、A Thousand Milesって曲を聞いてて、ちょっとフェイトちゃんのとこまで歩いて行きたくなったんだ』
「A Thousand Miles…?」
『また、暇な時聞いてよ』
「うん、わかった」
『で、ね……会いに行くから、ちょっとそこで待っててほしいんだ。歩きだから、時間かかっちゃうんだけど…』
「徒歩?自転車の方が速いよ?」
『ううん、どうしても歩きがよくて…だから、あの』
「ってる」
『え?』
「待ってるよ、なのはがそうしたいなら、朝まででも」
『…あ、ありがとう』
「そのかわり、私なのはに教えてほしいことがあるんだ」
『なにを?』
「…………なのはにとって私はどういう関係の人間?」






『今夜あなたに会えるのなら 私は千マイルだって歩いていける。 そんな関係かな』





「……くくく…ぷぷ」
『な!なんで笑うのかなぁっ』
「いや、いや、ちがうの…くく」
『笑ってるじゃん、なにが違うのっ』
「自分に笑えてきてね、笑っちゃった」
『まったく、フェイトちゃんは…』
「あ!あのね、なのは」






 「私も一緒だよ」
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